読者からのおたより(31〜最新)

おたより過去ログ1(おたより1〜30)

*おたより31(03/5/25 これは日記帳の03,5/15〜5/18の日記の感想です)
ヤフールさん、どうもお元気でしょうか?トータス砲です。
日記の感想を少し書きます。

>ファイズに新しく登場したカイザというキャラクターは、
>元イジメられっ子でひねくれて嫌なやつになってしまったという、
>なんかアバレンの4話に対する当てつけのような設定で、

私自身は巧(ファイズ)と草加(カイザ)の対立でドラマは盛り上がると
思うので、いいと思っていますが、これで「ファイズ」のスタッフが「タブー」

破ったと思っていたら、大間違いでしょう。
(いやみでひねくれていて主人公と対立するキャラは多いですから)

平成ライダーシリーズ(「クウガ」〜「ファイズ」)を見てて、
面白い話も多いけど、謎や複線が多すぎて消化不良な点も多いです。
「龍騎」で例をだせば、神崎兄妹とミラーワールドの怪人の関係もいまいち
理解しにくいし。

>今だに「自由のため」というセリフをいう敵が登場する特撮作品が
>全くつくられない。

作れば、面白そうですけどね。「自由」を否定するのではなくて、
「自由」という言葉も使い方を誤ると極めて危険という意味で!

>視聴率を調査する機械が設置されている家庭というのは、
>マスコミトップの人間たちの知人とか友人たちの家庭が
>おおいのではないでしょうか!?

そのあたりはちょっと考えすぎのような気がしますが、
私も視聴率だけで判断するのは反対という部分は
賛成です。

最大の理由は、ビデオです。何かの本で読みましたが、
ビデオの録画だけの場合は視聴率とは関係がないということ
らしいです。現在は大半の家にはビデオがあるでしょう。
録画して後で見るというパターンは多いと思います。
(日曜日の朝の番組ならなおさら)

そういう意味で視聴率も「判断材料の一つ」には
なるとは思いますが、絶対視はできないでしょう。

ショーの盛況、商品の売り上げ、その他の要素
なども含めて多角的に判断した方が正確な
状況がつかめると思います。

ではまたお便りします。
トータス砲さんより)

*管理者コメント(03,05/25)
ビデオの録画率の話は知っていましたが、それでも視聴率20パーセント以上とっている番組もあるにはあるので(一般ドラマなど)、おそらくテレビ局としては今だ視聴率を重視しているんでしょう。しかし、こういうキャラクター作品は評価の基準を視聴率だけにもとめてはいけないというトータス砲さんの意見には同意します。

*おたより32(03,05/26)
こんにちはヤフールさん。shoryuと言います。

この度、ウルトラシリーズのホームページを開きました。
ヤフールさんのサイトと違い、第2期のみのサイトではありませんが、
自分は第1期も第2期も平成も公平に扱っていきたいと思っています。
全てのシリーズを扱うと、個々の作品について、至らないところも出てくるので

ヤフールさんのような専門的なサイトとリンクして補っていきたいと考えていま
す。
1ヶ月に1作品更新の予定なので、第2期に入るのは7月の予定です。

自分は平成シリーズから見始めたので、昭和のシリーズをあまり知りませんでし
た。
その為、書籍やサイトを見て、各作品に対するイメージを持っていました。
特に、第2期は評価が低かったので、第1期はともかく、第2期はわざわざ見る
必要は無いと考えていました。
しかし、このサイトを見て、第2期にも興味を持ち、実際に見てみる事にしまし
た。
その結果、第2期が何故あれほどの低評価を受けるのかと疑問に思うようになり
ました。
第1期が素晴らしい作品であると思いますが、第2期がそれに劣るとは思えませ
ん。
ウルトラシリーズは既に37年の歴史を持っている為、過去の作品を知らない人
も多いはずです。
その人達にとって、書籍やサイトの情報や意見は、その作品へのイメージにその
まま繋がってしまいます。(自分がそうでした)
ヤフールさんのサイトが自分に第2期を見たいと思わせてくれたように、
自分も他の人にウルトラシリーズを見たいと思わせるようなサイトにしたいと思
っています。
(HP『ウルトラ38番目の弟の部屋』管理者のshoryuさんより)

*管理者コメント(03,05/26)
やっぱり書籍の影響っておおきいんですよね。このサイトで第二期をみる気になったというのは管理者冥利につきますね(涙)。これからもよろしく!

*おたより33(03,07/4)
こんにちは、shoryuです。

ヤフールさんが書かれた庵野監督の対談についての自分の意見を述べたいと思います。
自分はリアルな作品も好きなのですが、全ての作品がリアルでなくてはいけない
とは思いません。
作品にはそれぞれ「売り」があるので、
破天荒が「売り」ならリアルさは無視した方が良いです。
元々、特撮やアニメは現実には無い事を描けるのが一つの「売り」なはずです。
リアルロボットの先駆けといわれる「ガンダム」。
自分も「ガンダム」が好きなのですが、ガンダムの魅力がリアルなだけとは思いません。
ガンダム一機が異様に強いし、ニュータイプは殆ど超能力ですし、
それに戦争をリアルに描きたいのなら、最初からロボットは不要です。
おそらく「ガンダム」のスタッフは、作品にオリジナリティを出す為にリアルさ
を取り入れただけで、最初にリアルありきではなかったと思います。

マスコミが特撮やアニメを批判する事についてですが、
批判する人達は、実は特撮やアニメが好きなのだと思います。
しかし、それを言うのが恥ずかしく、それを誤魔化す為に
「リアル」だとか「大人向け」だとか
免罪符をつけているのではないでしょうか?
庵野監督は
「アニメを見てもいいというエクスキューズが何かあれば一般人もアニメを見るようになる」
と言われたそうですが、自分はこの考えにあまり同意できません。
今のマスコミが言っている「リアル」や「大人向け」がそのエクスキューズで、
そのエクスキューズに合わない作品は見る価値無しと切り捨てられる恐れがあります。

最後に「正義が必ず勝つなんてありえない」という意見について。
どんな作品を作りたいかは人それぞれだと思いますが、
僕は自分の子供に「この世に正義は無い」とか「正義が負けて悪が勝つ」
とか言いたくありません。
このような作品を作っている人達は自分の子供にはどう言っているのでしょうか?
(もっとも、僕は子供はいないし、結婚もしていませんが、今の気持ちとして)

長文、失礼しました。

shoryuさんより)

管理者コメント(03,07/04)
庵野監督のいう、「アニメを見てもいいというエクスキューズ(言い訳)」というのは、
作品の内容というより「社会的な何か」だと自分は考えています。
つまり「評論家が絶賛」とか「有名な作家が高く評価した」というようなことです。
例として、以前、藤子不二雄の作品を筒井康隆がほめたというようなことがあったのですが、
筒井氏のような有名な作家がほめたという事実が、
日本の社会では「大人がみてもいい」というエクスキューズとなるわけです。

*おたより34(03,07/6)
どうも、トータス砲です。

「キューティーハニー雑感」の感想です。

>対談の相手の某氏は、エヴァ以外のアニメ
>(おろらくスーパーロボット系のアニメのこと)を
>「子供心に、こんなことあるわけないだろうとおもった」などと
>批判していたが

それをいっちゃあおしまいよ!(笑)
私にとってはその作品が楽しめたかの方が重要ですね。

現実的に見てありえない設定という理由で特撮やアニメを叩いても、
あまり説得力ないですね。
(自身の好みや作品のムードにあわないという批判ならわかるけど)
特撮やアニメの長所のひとつに現実ではありえない
描写をするというのがあると思います。
そうした長所をいかした作品があるのは当然のことでしょう。

>庵野氏の対談の相手の某氏は、
>「正義がかならず勝つなんてありえない」というが

でも正義が勝つことだって全くないわけではないでしょう。
そういうことをいうなら時代劇・刑事ドラマや
難事件の犯人を捕らえたドキュメントなんかの
批判などもやってください。

それに「悪が勝つドラマ」を放映しても「正義が悪に勝つドラマ」が
人々に認知されてなければ、なんのインパクトもありません。

ではまたメールします。

トータス砲さんより)

*おたより35(03,07/26)
どうも、トータス砲です。

『第二期ウルトラファミリードラマ考』補足部分への感想です。

>宇宙人であるウルトラマンが地球をまもるために闘う、というのが
>昭和のウルトラシリーズ共通の設定であった。しかし、この設定を
>「他国の人間が自国を守る」ことと同じであるとし、ベトナム戦争のような
>「一種の内政干渉」だと批判する意見もある。
この意見には私も反対です。
もし「内政干渉」ならウルトラマンたちは怪獣を倒す代わりに高圧的に
なにかを要求するはずです。そういうシーンは全くといっていいほど
見当たりません。

>有事法制の支持率の高さは『セブン』の影響なのだろうか…?
有事法制とセブンがあまり関係があるとは思えないですね。
「自分の国は自分で守らなければ」という考えは世界的に広まっていますから。

それにウルトラシリーズの防衛組織はこのスタンスでやってます。
怪獣が出現したときウルトラマンが現れることを想定した作戦を取ることは
基本的にありません。例外はMACのダン隊長ぐらいでしょう。またダンの場合は
そういう想定をするなというのが無理でしょう。地球人だけで守れると
判断していたら彼が地球にいる理由はないのですから!

ではまたメールします。
トータス砲さんより)

*おたより36(03,08/04)
おひさしぶりです。 
最近はパワレンぜんぜん見ておりません・・・引越しをしてからTVの映りが悪くて見なくなってしまいました。
サイトの内容とはまた違う話なんですが、『怪奇大作戦』の『かまいたち』って御覧になった事ありますか?まあ、あるとは思うのですが・・・最近あれを観返していた時にとてもいやな感じがしたんですよ、今までは怪奇の中では上位のほうに入ると思っていた〈思わされていた?〉んですが、いやな所が目に付くようになってしまいました。
それは犯人の人物像についてです、犯人役の演技もなんですけれど小野という人物が始めから会社で周りの人間と馴染まない、ひとり部屋にいてもTVの音を消しながら見ていると行った描写を通じて暗く内向的な人間として描かれています。これってこういうタイプの人間は犯罪を犯しやすいとかいった論を持つ人達が見ると「これはいい」といった評価が出てきてしまうのではないでしょうか。
私的には犯人はあくまでも普通のタイプの人間であった方が作品としてもっと良くなったと思うんですがどうでしょうか・・・。

それではまた
MOLARさんより)

管理者コメント(03,08/04)
『怪奇大作戦』は最近見返していなくて、この作品のことは忘れてました。
第二期ウルトラではありませんが、
第二期ウルトラと関係のある作品といえるため、掲載します。

人種問題にうるさい脚本家が自らも排外主義に傾倒していた…?
そう考えると意味深な作品ではあります。

*おたより37(03,08/27)
お久しぶり。
ウルトラ解釈大作戦のギムレットです。
「第二期ウルトラファミリードラマ考」の項、
色々頷きながら読ませて頂きました。

個人的にはウルトラマンが神かどうかなんて興味ないのですが、
初代マンはともかく、セブンもまた人間臭いウルトラマンなのではないでしょうか。
だってダンはセブン自身のはずなのに、人間の女性と恋に落ちるんですからね。
1期ファンの人はこの点をどう解釈しているのでしょう。
それとも1期の中でも初代マンとセブンはまたファン層が違うのでしょうか。
大体ウルトラシリーズ最高傑作と言われるセブンの最終回は
もろ人間ドラマですしね。
僕はウルトラマンが神かどうかというのは何だか2期を批判するためだけの屁理屈
にしか聞こえません。
そもそもウルトラマンも怪獣を護送する任務という
人間臭い任務で地球に来たのですしね。

まあ2期のドラマ路線が嫌いというのはわかります。
確かにセブンのエピソードの方がSF色が強く大人向けでしょう。
でもドラマ的には新マンの方がさらに大人向けだと思います。
人間ドラマという点ではセブンは少し物足りないですしね。

僕はそもそも1期、2期という対立自体馬鹿馬鹿しいと思います。
各作品ごとにそれぞれ色々特色があった方がいいじゃないですか。
1期、2期それぞれいいところがあります。
それを後から作られたというだけで難癖つけて否定するのは
馬鹿げてると思います。
あくまで好き嫌いの問題で、作品そのものは客観的に評価できてこそ
真のウルトラファンだと思います。

長くなりましたがこの辺で。
最後に有事法制ですが、アメリカがウルトラマンならそのまま任せますよ。
基地を沖縄に作ってやりたい放題。
逆らうと守ってくれないし、ほんとウルトラマンがいて欲しいですね。

ついでにナウシカについて一言。
あれこそキリストの復活でしょう
(宮崎氏が意図的に描いてるとしか思えないほど)。
ナウシカは人間を超越していて個人的にあまり好きなキャラではありません。
もう少し人間味があった方が魅力的だと思うんですが。
こういう感覚は2期ウルトラファン的なものなんですかね?
ギムレットさん)

管理者コメント(03,08/27)
ウルトラマンレオも、ゲンはレオ自身ですが、
最初から恋人がいましたよね。
そういう意味ではセブン同様に人間臭いのではないかとおもいます。

初期ウルトラファンがこだわったのは、
おそらく変身後のウルトラマンが人間くさいかどうか、
だったんではないかとおもいます。

着ぐるみキャラクター同士のドラマは、
『セブン』のペガッサ星人の回でも描かれていました。
クライマックスのセブンと星人の会話のシーンがそれです。
なので、ウルトラマン同士が会話するのは変だ、という批判は
そもそもおかしいようにおもいます。

あと「基地を沖縄に作ってやりたい放題。」というのは
個人的には少々問題かと(もちろん冗談でしょうが)。
沖縄に基地が集中しているというのも、
安保の問題点ですから…。

*おたより38(03,09/19)
こんにちは、shoryuです。
9月14日の日記の最後に書かれていたベッドシーンについて。

自分はアバレンジャーを見ていないので、そのシーンについては何も言えません
し、
スタジオジブリの意見も直接聞いたわけではないのですが。

確かに日本のアニメは、女の子の裸を無意味に映す事があり、それに対しては自
分も疑問はあります。
しかし、それは何もアニメだけではなく、
他のドラマやCMでもよくやっている事です。
(有名なのでは、水戸黄門におけるお銀の入浴シーン)
それに外国の映画では必ずと言っていいほどベッドシーンが出てきます。
何も裸を見せなくたって、女の子の可愛さを表現する方法は
いくらでもありますし、
男女の愛もベッドシーンだけが表現方法ではないと思います。
大事なのは、それが必要なシーンかどうかだと思います。
必要ならば、ベッドシーンがあるからと言って、日本のアニメや東映作品
(もちろんそれ以外の作品も)が、
非難されるいわれは無いと思います。

でも作品全体を見ないで、一部分だけ取り上げて非難する人は確かに多いです。
最初から最後まで色眼鏡をかけずに見ないと、そのスタッフの表現したかった事
は分からないと思います。
かつて、第2期ウルトラを批判した人達のうち、
作品を最初から最後までキチンと見た人は何人いるのやら。
それでは、失礼します。
shoryuさんより)

*おたより39(03,10/31)
はじめてメールさせてもらいます。私、菊池亘と申しまして戦隊シリーズのキャメラマンを
担当しているものです。よろしくお願いします。
かなり前から拝見させてもらってました。あなたの文章がいろいろな媒体の評論というか
感想の中でいちばんハートを打たれています。これからもがんばってください。
菊池亘さんより なんと!戦隊シリーズのカメラマンの方です!)

管理者コメント(03,10/31)
まさか、戦隊シリーズの名カメラマン(これはお世辞ではないです)の
菊池さまから、本当にメールをいただけるとはおもいませんでした!
こころよりお礼もうしあげます!
筆者の拙文を「いちばんハートを打たれた」
とまでいわれて舞い上がってしまいました。

菊池さんの撮影は、OAをみただけで
「今回は菊池さんの撮影だ」とわかるような個性がありました。
それに東映のテレビ映画のカメラマンとしては、
めずらしくCM的なセンスがあって楽しみでしたね。

残念なことなのですが、菊池氏はアバレンジャーの次回作には
参加されないとか。御本人も残念だそうです。
筆者もほんとに残念です。
(PDの方、御覧になってたら今からでも考え直してくださいませんでしょうか〜!)
せめて別班などで参加されることを期待しています‥。

*おたより40(03,11/17)
ヤフールさん、お久しぶりですね。トータス砲です。
日記読みました。

『未来を予言したアバレンジャー?』と
『「快感アバレクイーン」雑感その2』への感想なのですが、

>しかし、近年の言論人のオピニオンは、他者に道徳的な行為を勧めるような
>言動を、すぐに「お説教だ」「押しつけ道徳」などといって批判するのです。
>その上で、少年犯罪には重罰化するようにいう言論人がおおいです。
>これはつまりスポーツにたとえるならルールを教えないで選手に、
>プレーさせて反則をとって退場させているようなものでしょう。

>日本の言論人やマスコミは、『ネクラ』という言葉が流行って以降、
>内向型の人間にたいしては、やたらに厳しく叱りたがるという傾向がありま
す。
>内向型人間を厳しく叱るわりには、外向型の人間を叱っている人がいたりする

>「お説教だ」だの「押しつけだ」といって非難するという傾向が
>マスコミにはあるのですが、これは矛盾しているのではないか?

確かに矛盾してますね。(笑)
これじゃあ犯罪を減らすことが目的でなく、刑罰を与えるために
やっているのかと疑問を持ちますね。
私自身は少年法を厳しくすることに反対ではありません。
ただ道徳的なものを教えることを否定するなら、罰則だけ強化しても
仕方ないことですね。

どんなに信号機をたくさん作っても、人が信号機の使い方のルールを
知らなきゃ交通事故は減りません。それと同じことだと思います。

>この『快感アバレクイーン』も一部で説教臭いなどと叩かれています。
そういう人たちもいるんですね!まあ、「道徳的なドラマ」は
好みじゃないという意見なら分かりますけど、その人たちはなぜそこまで
叩くのでしょうね。

 特撮やアニメに限らずドラマ作品は何かしらのメッセージを
発しているものだと私は思っていますから大抵のものに「お説教」的な
部分はあるでしょうね。
 その「お説教」の内容が道徳的か、ニヒルなものどちらが好みかは
それぞれだと思いますから、「道徳的な説教」が理由ならそこまで叩くのは
変な気がします。

そういう人たちに私が言いたいのは「道徳的なドラマ」を叩くより
「ニヒリズムなドラマ」の長所をもっと前面に出した方が
よほど主張がすっきりしてると思うんだけどなあ。

では今回はこの辺で!
トータス砲さんより)

管理者コメント(03,11/17)
この信号機の例え話はうまいです!
僕のスポーツの例え話より分かりやすいかな?
『ドラえもん』なんかも、道徳以前の
生活習慣などをテーマにしたものがおおいですが、
不思議と説教臭いとかいわれませんね。
こんど、『ドラえもん』がどれだけテーマ主義的な作品かを
日記で分析してみようとおもっているんですが、
そのためにはマンガ喫茶にいりびたらなくてはいけない(汗)。

*おたより41(03,12/6)
お久しぶりです、shoryuです。
先日の「日記帳」に書かれていたエコテロについて。

自分は「機動警察パトレイバー」という作品が好きなのですが、
この作品にはエコテロを行う過激グループが敵として登場します。

内容を簡単に説明しますと、1995年に大地震が起き、
「バビロンプロジェクト」と呼ばれるその復興事業の為、
人型ロボット「レイバー」が普及した。
その結果、レイバーを使った事件も多発し、
警察は「パトレイバー」を組織したと言うものです。
(放映は1989年なので、阪神大震災とは関係ありません)

バビロンプロジェクトと言う大規模な再開発計画により、
自然破壊や官民癒着などが起き、
それに反対する様々な団体が活動を起こすのですが、
その内容はレイバーによる破壊活動で、
目的は間違ってはいませんが、手段が強引過ぎるというものでした。
(オマケに、団体のスポンサーは裏で武器の密売をしている多国籍企業。
 結局は企業間のシェア争いに利用されていたと言う結末)

エコテロが敵として登場する作品に
「機動武闘伝Gガンダム」という作品もあります。
最強の敵マスター・アジアは、人間の戦争で地球が破壊され、
汚染されていくのを見過ごせなくなり、
人間全てを抹消してしまおうとします。しかし、弟子で作品の主人公ドモンに、
「人間も自然から生まれたものの一部! それを抹消しての自然再生など愚の骨
頂!」と言われます。

エコテロだけにいえる事ではないのですが、
たとえ目的が正しくても、手段が間違っていたら駄目だと言う事でしょう。
自然破壊を阻止する為に破壊活動を行うなどまさしく愚の骨頂ですし、
「人間さえ滅びれば・・・」と言う考えは、
どこか我々(人間)は他の存在とは違う
特別な存在だと言う傲慢さが見え隠れします。
自然破壊は憂慮すべき問題なので、
ゴミを減らすなどの努力はしなければなりませんが、
自分達の存在や文明まで否定する事はないと思います。

最後に、「ウルトラマンガイア」について、
確かに藤宮は「自然の為に人間を抹消すべし」
という考えを持っていましたが、
(その割に毎回人間を助けているけれど)
主人公の我夢に「君は一番楽な方法をとっているにすぎない」と言われます。
人間を滅ぼせばよいと言う考えは、ある意味、逃げでしょう。
人間が滅んだだけで自然が再生するとは思えません。
それよりは今持てる力で自然を再生させる方法を見つけ出す方が、
良いと思います。

長文、失礼しました。
shoryuさんより)

管理者コメント(03,12/6)
自分はアニメの方はあまりチェックしていなかったのですが、
けっこう沢山エコテロをテーマにした作品があるんですね。
実写だと『大鉄人17』と『ガイヤ』ぐらいでしょうか。
たしかに、『ガイヤ』では、一応アグルが反省して
最後に人間側に味方するという展開でした。
こういうオチならさほど問題はないのかもしれませんが、
一時期、やや供給過剰だった気もしました。

*おたより42(03,12/27)

こんにちわ、shoryuです。

最近の日記帳を読んでの自分なりの意見です。
自分は「アバレンジャー」も「ファイズ」も見ていないので、
コメントは出来ませんが、
あまり「守りたい人だけ守って、あとの人は見殺し」
という考えはしていないと思います。
「レオ」の第5話で、ゲンがダン隊長に
「1人の孤児(トオル)の心を救えないのに、
地球の平和だというのは空しい」
という場面があります。
といっても、ゲン=レオはトオルだけ守って、
あとの人は見殺しと考えているわけではなく、
第4話でツルク星人を倒しても、トオルに笑顔が戻らなかったので、
自分が本当に人々を守れているのか不安になったのだと思います。
よくヒーローが「守りたい人がいるんだ!」といいますが、
この「守りたい人」は別に自分の知り合いだけではなく、
全ての人を指しているのだと思います。
しかし、本当に自分は人々を守れているのか、その具体的な証明として、自分の
身近な人を例に挙げているのでしょう。

もしくは、自分の周りの人も守れないようでは、
全ての人々は守れないという意味かもしれません。
「アバレンジャー」で幼稚園の子供を守れても、
舞ちゃんを守れなかったら意味は無いので、
理想としては、舞ちゃんも幼稚園の子供も
全員守るというのがいいと思います。
大変ですけど。
因みに、ヤフールさんが考えた
「アバレンジャー」の内容に近い話が「レオ」の第22話だと思います。
ゲンは自分に似た境遇の子供達を助ける事を
優先してしまった為、レオに変身す
るのが遅れてしまい、
その間に怪獣による被害が拡大してしまうというものです。
この時ダン隊長は、子供達はMACに任せて、
お前(レオ)は怪獣と戦うんだといっています。
やはり1人で全ての人を守るのは限界があるので、
皆が力を合わせる必要があります。
戦隊シリーズはヒーローが5人いるので、うち3人くらい敵と戦って、
その間に残り2人が子供達を安全な場所に避難させるという役割分担をさせるのも
面白いかもしれません。
(既にあるのかもしれませんが)

又、アニメより漫画の方が描写が過激という意見について。
その意見は当たっていると思います。
ただし、漫画はわざわざお金を払って買うのに対し、
アニメはテレビのスイッチをつければ誰でも見られるので、
漫画よりアニメの方が規制がかかってしまうのでしょう。
個人的には、漫画よりアニメの方が一般人は見ていると思います。
自分は「キン肉マン」や「ドラゴンボール」はアニメで知って、
後から漫画を読みましたし、
「デビルマン」も一般の人に意見を聞くと、
漫画よりアニメの印象の方が強いと思います。
(一般の人はあまり飛鳥了を知らないと思います)
今度の「デビルマン」はわざわざお金を払って見る劇場版ですので、
あまり規制が無い漫画版の方が選ばれたのだと思います。

長々と書いてしまい失礼しました。
shoryuさんより)

管理者コメント(03,12/27)
まあ映画の『デビルマン』がエログロな原作の方のイメージなのは、
shoryuさんのいうとおり映画は過激な表現が許されるからなんでしょうね。

今は『エヴァ』ブーム以降、サブカル雑誌系のライターが
一般人の読むような雑誌に記事をかいたりしているので、
「デビルマン」も一般の人に意見を聞くと、漫画よりアニメの印象の方が強い」
というshoryuさんの意見は、必ずしもそうではないみたいです。

こうやってサブカル雑誌系のライターは
自分達のマニアックな好みを
一般人に広めていき、そのうえで、
昔のアニメのデビルマンを評価しているファンを
「一般人と好みがちがう」とバッシングしたり
しようとする傾向が近年あるので、
こまったものです。

*おたより43(03,12/30)
こんにちは、shoryuです。
自分もヤフールさんの仰るとおり、マスコミは偏見でものを見ている事があると
思います。

例えば北朝鮮問題。たいていの報道番組では北朝鮮の悪い部分ばかりを取り上げ
ています。
自分は北朝鮮が日本人を拉致している事、核兵器を開発している事を知っていま
すし、それを容認する気はありません。
しかし、こういう報道番組での北朝鮮バッシングが、日本と北朝鮮との関係に良
い影響を与えるとは思えません。
それにキチンと裏が取れているかどうかも怪しい情報も多々あり、
「北朝鮮ならどんな酷い事を報道しても大丈夫。逆に北朝鮮を少しでも擁護した
ら北朝鮮のスポークスマンと思われる」
という考えがマスコミ内にあるのではと思ってしまいます。
又、それらの報道に対するゲストのコメントも、「北朝鮮は我々とは考え方や価
値観が根本的に違う」と言ったものが多く、
北朝鮮との対話は不可能と言う雰囲気をマスコミが生み出してしまっている感じ
がします。
北朝鮮との対話が難しい事は分かりますが、それを可能なレベルに持ってこなけ
れば問題は解決しません。
マスコミが嫌っている自衛隊を使って無理やり解決するのならともかく・・・。
(追加訂正04,1/4 現在の北朝鮮バッシング報道とは逆に、
今までの北朝鮮擁護派による「拉致は無い」という報道も、
拉致問題が20年以上も棚上げにされた原因となりましたが。)

自分がテレビの報道番組に求めるのは「正確な情報」であって、ある特定の考え
方や価値観ではありません。
新聞や週刊誌、その他の雑誌やホームページは、購入者が自分で選択し、自分に
合わなければ購入を止めるので、
特定の考えや価値観を出しても別に良いのですが、テレビはスイッチを点ければ
誰でも簡単に見れてしまうので、
まだ自分の考えや価値観をキチンと持てない人、持っていない人にも特定の考え
や価値観を見せてしまい危険だと思います。
(例を挙げればキリがない。事件に対する報道や裁判における被告人の吹き替え
等は、明らかに容疑者、被告人を
 犯罪者(とんでもなく悪い奴)というイメージで捉えている。容疑者、被告で
ある以上、まだ犯人かどうかは確定していないのに)

大切なのは報道番組に安易に流されず、自分なりの考えや価値観をしっかりと持
つ事だと思います。
かくいう自分も、今まではそんな事は全然考えておらず、
考えるようになったのは自分でホームページを開くようになってからです。
ヤフールさんに触発されて、「ホームページ=自分の考えを発表する場」として
、今までやってきたつもりです。
正直言うと、時々、ヤフールさんの考えと自分の考えが違う場合もありますが、
ホームページが果たす役割というものに対する考えは、ヤフールさんと同じだと
思います。
shoryuさんより)

管理者コメント(04,1/2)
shoryuさんの意見、おおむね同意ですね。
報道マスコミや知識人の意見は今、一番世論をうごかす力をもっています。
そのわりには、報道マスコミや知識人の意見は
横並びになりやすいという現状があり、
これは業界の体質的なものもあり、改善はむずかしいようです。

映画のなかにこめられたテーマというのは、
知識人の意見にくらべると影響力は弱いです。
というのも、その映画が知識人に酷評されれば、
その映画自体の評価が落ちると同時に
その映画でうったえているテーマも大衆は信じなくなります。
(奇しくも第二期ウルトラもそういう憂き目にあってしまった)
そうなると、「知識人の意見>映画のテーマ」ということになります。

このサイトの論文でもふれていますが、マスコミ業界は、特に日本の場合、
みな横のつながりみたいなのがあって、同じ考えをもっていないと、
業界から追い出されてしまうようです。

横並び報道がおこなわれると、
雑誌でも、自分の意見と違う意見が載っているものを買わない
という選択が不可能になってしまいます。
インターネットは、そういうマスコミの偏りを中和できるのではないか、
とかすかな希望を抱いて本サイトを運営しているのですが…。

マスコミのこういう体質が改善されて、
様々な意見をもつ人がマスコミに入れれば
報道マスコミが自分の意見をのべてもいいのですが、
そうでなければ、やはりshoryuさんのおっしゃるとおり、
報道マスコミは情報だけを流したほうがいいでしょうね。

*おたより44(04,1/1)
ヤフールさん
新年あけまして、おめでとうございます。
去年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。

そうですか新ライダーはSプロデューサーと井上氏は参加しないのですか!
それは私にとってはどちらでもいいのですが、新ライダーの
あのデザインはなんとかならないのでしょうか(笑)
(私的には少しかっこ悪いような...)

日記の感想を少し書きます。

>凌駕が会社で「幼稚園にもどりたい症候群」と
>まわりからいわれてしまうのは、やはり戦隊が日本では
>幼稚園児がメイン視聴者だからでしょうが、
そういう部分はあるでしょうね。

>日本特撮は幼稚園児が見るものという認識がSF作家たちに
>植え付けられたという国内事情にハラが立つのです
そういうムードがあるからでしょうね。大人向けの
特撮って少ない気がします。
(そういうものは海外の作品が多いような...)

自分が大人向けの特撮番組を特にみたいとは
あまり思ってはいないのですが、そういう番組で
ヒットしたものがないと、そういう国内事情は変わらないのでしょうね。

>80年代以降の内向型人間(神経症、うつ病患者も含む)への迫害は、
>おもに正義、道徳を否定する人たち(マスコミ、言論人)によって
>行われた。そうなると、正義や道徳を否定しても不当な
>差別や偏見といった判断の誤りを抑止することには
>つながらないということになります。
正義がないということは悪もないという事になりますから、
むしろ差別や偏見は増長しやすくなるでしょう。
というか差別や偏見をしていることに気づかないという
最悪の状況を産み出している部分があると思います。
(その人が差別をしている、あるいはしているかもという感覚も
 なくなっては、その人の注意するのも難しい)

僕は「正義」や「悪」というのは自分の心の中の戒めだと
思っています。それは人それぞれに個人差はあるでしょう。
でもそれがあるから人は自分を自分なりに制御しようとするのだと思います。

それを「ない」といってしまえば自分が暴走して
しまった場合はそのままになってしまします。

では今回はこのあたりで失礼します。
トータス砲さんより)

*管理者コメント(04,1/3)
ライダーのデザインは…そうですね〜顔がスカイライダーに
にているのは好みなんですが、
頭がとんがっているのが格好わるく見えるのかな?
たしかに555や龍騎のデザインとは
ちがった意味で好みがわかれますね。

> 正義がないということは悪もないという事になりますから、
> むしろ差別や偏見は増長しやすくなるでしょう。
> というか差別や偏見をしていることに気づかないという
> 最悪の状況を産み出している部分があると思います。

これについては自分のいいたかったことを
上手く言葉にしてくれた感じがしますね。

*おたより45(04,3/30)

超お久しぶりのshoryuです。
「仮面ライダー剣」も「デカレンジャー」も見ていないので、最近、あまり意見
を述べる機会がありませんでした。

中野に集まるのがマニアで、秋葉原に集まるのがオタクだと雑誌で分類されてい
たそうですが、
国会議事堂にも東京タワーにも行った事が無い自分には何の事やら。
又、マニアとオタクのどこが違うのかも自分には分かりません。
ヤフールさんが仰るように「言論人やマスコミから見て『ダメなもの』を好む人」が
「オタク」と言われているのだと自分も思います。

モーニング娘。のファンを「アイドルオタク」と呼ぶ事があっても、演歌歌手の
ファンを「演歌歌手オタク」と呼ぶ事はありませんし、
アニメのファンを「アニメオタク」と呼ぶ事があっても、時代劇のファンを「時
代劇オタク」と呼ぶ事はありません。
アイドルと演歌歌手のファン、アニメと時代劇のファンに何の違いも無いと思う
のですが。

自分の考えとしては何に熱狂してもそれは個人の自由だと思います。
(「マニア」は「熱狂」と言う意味。マニアもオタクも同じ「熱狂している人」
だと
自分は思う)
ただし、他人に迷惑をかけないという前提がありますが。
(お金をつぎ込みすぎて家族に迷惑をかけるというのも当然含めます)

それでは、失礼します。

*管理者コメント(04,4/1)

> ヤフールさんが仰るように「言論人やマスコミから見て『ダメなもの』を好む人
> 」が「オタク」と言われているのだと自分も思います。

これに同意してくださるとは本当にうれしいですね!
このことを書いた甲斐がありました。

ただ、筆者としては
演歌とか時代劇はちょっと微妙ですけどね。
あえていうなら、
ロックやフォークが好きな人とかは、
かなりマイナーなものをしってても
オタクとは言われずに、
逆にセンスがいい、みたいに尊敬されます。

今の風潮として、
他人に迷惑をかけていなくても
内向的な好事家は「オタク」と迫害され、
外向的な人間は他人に迷惑をかけていても
社会的に優遇されるという
図式があり、これも問題だと
おもえます。

*おたより47(04,5/16)

トータス砲です。ヤフールさんお久しぶりです。

久々に日記の感想を書きます。

>「2ちゃんねる」をマスコミや言論人が面白がって
>好意的だったためだとおもいます。
確かにあまり「2ちゃんねる」への批判はあまりなかったですね。

>2ちゃんねるの住人にみる「反動性」を、この記事では「健全だ」などと
>言ってしまったりしている点はかなり問題だと思います。
とある物事に反論することは悪くはないでしょうけど、
2ちゃんねるには意見が対立した相手の個人情報を堂々と書き込んでる例なども
何度か見かけましたし、そういう点は問題でしょうね。

>この記事では「いままでメディアは一律に人権、弱者、
>ボランティアなどをよしと唱えてきた」とあるが、
よしとしてきた記事もあるでしょうが、批判記事も
あったのでこういう言い方は「嘘」ですね。
こういうことを書いてると記事の「信頼性」に
影響するでしょうね。

イラク人質事件のことで一言いわせてもらいますと、
最初に3人の方が人質になったとき、家族の方が
感情的になりすぎ「自衛隊は有無を言わずに撤退すべき」という
ようなことを言ったのが原因だと思います。
だから3人はその煽りで必要以上の批判を浴びたのでしょう。

ただ私も人質になった方々やその家族の方に
どうも好印象は持てないですね。
人質になった方々がその後、公の場での発言を
避けてるように見える印象があるのも
その原因の1つです。

では今回はこの辺で!

*管理者コメント(04,5/17)

> よしとしてきた記事もあるでしょうが、批判記事も
> あったのでこういう言い方は「嘘」ですね。

そうですよね。
ここに同意してくださったのはうれしいです。
自分のサイトでふれている対人恐怖の患者への
蔑視なんかも弱者への蔑視だとおもいます。

まあ僕は人質になった方々の人格云々は
実はあまり興味がないんですよ。
命がけでボランティアをやったということだけは
認めていいとおもうのです。

*おたより47(04,6/7)

お久しぶりです。イナズマンの感想興味深く読ませていただきました。

>8話は定石を覆すゲストの少年の生意気な性格がおもしろい。怪人相手に「さっ
>さと殺せ!」なんていうガキはこの手の番組に出てくる子供ではかなり異色。ドラ
>マも「平凡な市民としての幸せは超能力に勝る」というような、なかなか深いテーマ
>をさらっと語っています(『仮面ライダーX』の2話と正反対の結論だ。

フジテレビで放送中の深夜アニメ「クロノクルセイド」がこのテーマです。
悪魔アイオーンに弟を連れ去られた少女ロゼットが悪魔祓いのシスターとして戦
うというストーリーです。
バンバとガイゼルを併せたような宿敵アイオーンの性格や復讐と正義の間で葛藤
する主人公のキャラクターはイナズマンと重なる部分がかなりあります。
悪魔に両親を殺され、悪魔に激しい憎悪を抱く、サテラという女賞金稼ぎも登場
します
当初ニヒリスティックな態度で主人公と対立していたサテラがロゼットと友情を
育てていく過程は見応えがあります。彼女もまた姉をアイオーンに連れ去られ、平凡
な幸せを求めながら終わりの無い戦いに明け暮れていた悲劇のヒロインでした。
敵に捕らえられたロゼットを救えず、ゾンビとして生まれ変わった姉と相討ちに
なる場面は涙なしでは語れません。
サテラは最期にあたり、サテラは敵に洗脳されたロゼットの救出を託して死んで
いきました。
>この頃のヒーローは、ちゃんと利他的に人々を助けていたということです。

アニメのヒロインの方が70年代のヒーロー的なキャラクターということなので
しょう。
クロノクルセイドは、川上とも子さんのファンということで毎週見ています。

*管理者コメント(04,6/7)

川上とも子さんとは声優さんでしょうか?
自分は、今だに第一次アニメブームの
声優さんしか分からないという
時代遅れのマニアです(笑)。

最近、70年代の東映ヒーローをDVDで見返すのが
マイブームになっています。
70年代の東映ヒーローでは、イナズマン(F)
ロボット刑事、ライダーV3(特に後半)
ライダーX、アマゾンが好きですね〜。
DVDでみると印象が違いますね。
ライダーV3も、こんどDVDで見返してみようかなあ。
ストーリー的にはライダーマン編が
お気に入りです(地味だけど)。

*おたより48(04,10/3)

ヤフールさん、どうもトータス砲です。少し日記の感想を書きます。

>ネクサスのスタッフはどうも平成ライダーをみて、「平成ライダーみたいに
>すれば一般にうける!」とか思っているみたいですが、
確かに平成ライダーシリーズみたいなドラマ展開の方が大人にはアピール
できるとは思いますけどね。それに敵味方が状況に応じて変る展開も
面白いです。でも設定がうやむやになってしまったり、途中から見ても
全然分からないという弱点もありますからね。

それにウルトラシリーズが平成ライダーシリーズみたいなことしても
あまり受けるとは思えないですね。謎を引っ張るよりも30分、あるいは
前後編ぐらいで解決した方がウルトラシリーズらしい気がします。
それに「怪獣」というライダーシリーズでは基本的には使わないものを
アピールした方が有効でしょうね。

>ウルトラシリーズは、初代『ウルトラマン』から、あくまで子供番組として
>作られていたのでしょう。
私もそうだと思います。当時マニアという言葉がいまほど浸透していたとは
思えないですし、「ウルトラQ」より怪獣物に徹するというのが
「ウルトラマン」の基本事項ですし!

「セブン」は「ウルトラマン」より視聴者年齢層の幅を広げたいという意向は
あったようです。
(講談社「ウルトラマン大全集」のウルトラセブン座談会のページなどによる
と)
でもそれも中高生あたりまでを念頭においてのことで、20代や30代の人間を
中心に考えていたわけではないらしいです。

子供向けだから自分は見ない!という意見なら一理あるとは思います。
でも子供向け番組だから叩くというのはあまり納得がいきませんね。
子供番組が必ずしも手抜き番組というわけではないでしょうし!

それではまたメールします。

*管理者コメント(04,10/3)

>>ウルトラシリーズは、初代『ウルトラマン』から、あくまで子供番組として
>>作られていたのでしょう。
>私もそうだと思います。

これに同意してくださるのはうれしいですね。
『初代マン』2話でイデが話し掛けるシーンは、
最近になって思い出したんですよ。

あくまで児童文学を大人が楽しむような
スタンスで、自分はウルトラには接しています。

トータス砲さんのおっしゃる通り、
「セブン」も、いわゆる高学年むけということであって、
完全な大人むけではなかったとおもいます。


以上の方々、御感想ありがとうございました。
ほかの方々にも頂きましたが、大体は簡単な挨拶程度のものが多い上、ここに掲載されている感想は、一応掲載前に事前に本人に許可を頂いているため、当方のスケジュール的なものの関係で割愛しました。ご了承ください。

いままで感想をいただいた全て方々、ありがとうございます。
また、リンクさせて頂いた方々、本当にありがとうございました。
(01,2/19設置)

トップに戻る